家具に使われる木材について
こんにちは!
ホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
桜の便りが次々に聞かれる季節となりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
家具やインテリアなど木を使用した作品を購入するときに目にする木材の種類。
ヒノキや、パイン、ナラ(オーク材)、ウォールナットなど一度は聞いたことがあると思いますが、
それぞれの性質や特徴、意外と分からないまま選んでいる方も多いのではないでしょうか。
今回は家具に使われる木材の特徴や違いについてご紹介します。デザインや色味はもちろん大事ですが木材の性質を知っておくと、
さらにインテリアや家具選びに役立つはずです。
木の種類は大きく分けると2つ。特徴も違う、広葉樹と針葉樹
木の種類はまず、針葉樹と広葉樹に分けられます。英語で針葉樹を「ソフトウッド」、
広葉樹を「ハードウッド」とも言うようにそれぞれで性質や硬さが異なり、簡単に表すと以下のような特徴の違いがあります。
針葉樹「ヒノキ(檜)・パイン(松)・スギなど」
・柔らかく軽量
・加工しやすい
・肌触りが良く、香りが残る
広葉樹「ナラ(オーク材)・ブナ(ビーチ)・ケヤキ・ウォールナット・チーク・マホガニーなど」
・硬く重い
・強度があり傷がつきにくい
・揺れに強い
縦にまっすぐと伸びる針葉樹は、柱や梁の建築材として使われることが多いようです。
柔らかく傷がつきやすいため、大型家具として長期的に使うようなものには向いていませんが、
軽いのでインテリア雑貨や折りたたみ式のテーブルなど、移動させることが多い家具であれば持ち運びが楽というメリットがあります。
また柔らかく肌触りが良いのでキッズ家具や、日常的に触ることの多いテーブルなどにもおすすめです。
一方、本棚や食器棚など重たいものを収納する可能性のあるものや、
長く大切に使おうと思って購入する家具は、重厚で耐久性が高い広葉樹をおすすめします。
しっかりと目が詰まっている広葉樹は揺れにも強いのでソファーや椅子のフレームにも良く、
傷もつきにくいため勉強机や書斎のデスクなどにも。
また広葉樹である「ウォールナット・チーク・マホガニー」は世界三大銘木と呼ばれ世界的にも人気の高級木材です。
2023.04.21